10代少女のうつ病に見られる臨床的兆候
米国国立精神衛生研究所によると、15歳になると女子は男子の約2倍の確率で大うつ病エピソードを経験します。思春期の女子にうつ病が多いことから、保護者や教師など大人は、女子特有の臨床的兆候を把握しておく必要があります。
食欲の変化
うつ状態の女子は食欲が減退することが多く、食事パターンの変化が見られます。最初はさほど目立たなくても、時間が経つにつれて顕著になります。
睡眠障害
うつ病の女子は入眠や睡眠維持が困難になり、悪夢を見ることも増えます。成人と同様の睡眠問題が報告されています。
社会的孤立
友人との接触を減らし、以前楽しんでいたイベントや活動を避けるようになります。
記憶力の低下
学業成績の低下や情報保持の困難さとして現れます。記憶障害はうつ病の典型的な兆候の一つです。
身だしなみの低下
日常的な身だしなみや自己管理が疎かになり、以前のように身を整えることが少なくなります。
自殺念慮
女子は男子に比べて自殺について考える頻度が高く、必ずしも言葉に出さないことがあります。
自己傷害
切り傷や自傷行為が見られることがあり、身体的な痛みで精神的苦痛を一時的に和らげようとするケースがあります。
