破壊的気分調節障害(DMDD)とは?

概要

破壊的気分調節障害(Disruptive Mood Dysregulation Disorder、略称DMDD)は、子どもの年齢や発達段階に比べて過度のイライラ感と頻繁な怒り発作が見られる精神障害です。怒りのコントロールが難しい、衝動的な行動、激しい気分の変動なども伴うことがあります。

診断基準

  • 状況や発達段階に対して著しく不釣り合いな、激しい怒り発作が繰り返し起こること。
  • 発作は週3回以上(ほぼ毎日)で、最低1年間続くこと。
  • 発作は学校や家庭など、少なくとも2つの環境で認められること。
  • 他の医学的状態、薬物乱用、別の精神障害によるものではないこと。
  • 社会的、学業的、職業的機能に臨床的に有意な障害や苦痛をもたらすこと。
  • 対象年齢は6歳から18歳までであること。

主な症状

  • 制御できないほど頻繁で激しい怒り発作。
  • 怒りやイライラの管理が困難。
  • 頻繁な泣き出しや激しい怒りのエピソード。
  • 衝動性。
  • 集中力の低下。
  • 学業や仕事の成績不振。
  • 対人関係の構築・維持が難しい。
  • 自己評価の低さ。
  • 自殺念慮や自殺行動。

治療法

  • 認知行動療法や家族療法などの心理療法。
  • 抗うつ薬や抗精神病薬などの薬物療法。
  • 保護者向けトレーニングとサポート。
  • 学校での介入プログラム。

早期診断と介入の重要性

DMDDを早期に診断し適切に治療することで、症状の軽減と生活の質向上が期待できます。

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