条件付き強化の使い方とは
種類
条件付き強化には「正の強化」と「負の強化」の2種類があり、どちらも望ましい行動の頻度を高めるために用いられます。正の強化は、望ましい行動が起こったときに報酬を与えることです。B.F.スキナーによれば、負の強化は「望ましい行動が起こったときに、不快な刺激が取り除かれること」を指します。負の強化は罰とは異なり、むしろ不快な要素が除かれることで行動が強化されます。一方、罰は望ましくない行動に対して負の結果を与え、同じ行動が再び起こらないようにする手段です。
家庭での活用例
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子どもが兄弟とおもちゃを共有したときに「すごいね!」と褒めるのは正の強化です。褒められることが好きな子どもは、より多くの称賛を得ようと共有を続けます。
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母親が「おもちゃを共有しないと話し続けるよ」としつこく注意し、子どもが共有し始めた瞬間に注意をやめるのは負の強化です。否定的な刺激(しつこい注意)が取り除かれることで、共有という行動が維持されます。
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子どもが共有しないままおもちゃを没収する場合は罰にあたります。
学校での活用例
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成績「A」は正の強化として機能し、学生は高得点を目指す動機づけとなります。逆に「F」は罰的な評価で、必要な学習を行わなかったことへの結果です。
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教師が全員でテストに合格したらピザパーティーを実施するといった報酬を提示するのも正の強化です。特権(例:休み時間に外に出ること)を取り上げることは罰に該当します。
職場での活用例
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昇給・昇進・上司からの称賛は正の強化です。
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業務目標を達成しなかった場合に解雇の脅威があるのは負の強化の一形態です。目標を達成すれば、解雇という負の刺激が取り除かれます。
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期待に応えられず解雇されることは罰です。
