ソーシャルワークにおける対立解決のための効果的なステップ
ソーシャルワークで対立や危機に直面した際に活用できる、危機介入モデルに基づく9つのステップをご紹介します。
ラポールの構築
危機にあるクライアントに共感を示し、積極的に傾聴します。身体言語にも注意を払い、クライアントが自身の強みを認識できるよう支援します。
感情の促進
怒りや罪悪感、フラストレーションといった感情を表現させ、検証と共感を提供します。「I feel」ステートメントの使用を促し、感情表出を支援します。
事象の検討
現在の危機に至った経緯をクライアントに語らせます。「どのようにここに至ったか」など具体的な質問で話を引き出し、危機の全体像を把握します。
強みの評価とニーズの特定
過去に似た状況でどのように対処したか、利用できる資源は何かを尋ねます。既存の内部資源と強みを組み合わせ、現在の危機に対処するエネルギーを引き出します。
動的説明の構築
クライアント自身に危機の原因や経緯を説明させ、本人の認識を確認します。これにより自己解決への洞察が得られることがあります。
認知機能の回復
クライアントの強みを再確認し、危機解決に必要な行動や条件について話し合います。変化への動機付けが不足している場合は、根本要因や代替策を探ります。
治療計画の策定と実施
具体的な目標を設定し、その達成に必要なステップを明確化します。短期的かつ実行可能な行動計画を立て、成功体験を積ませます。
終結
クライアントが危機前の安定状態に戻ったら、事象と今後の対処法を振り返ります。地域の支援団体への参加を勧め、必要に応じて今後も支援できることを伝えます。
フォローアップ
今後も定期的に連絡を取り、状況をモニタリングします。継続的なサポートにより再発防止とモチベーション維持を図ります。
