副腎皮質から分泌されるステロイドホルモン、コルチゾールは体内でさまざまな重要な役割を担っています。適量であれば健康維持に不可欠ですが、過剰または不足するとさまざまな健康問題を引き起こします。
機能
- 免疫機能のサポート、血圧の調整、糖代謝の促進、炎症の抑制など、体全体のバランスを保つ必須ホルモンです。
分泌リズム
- コルチゾールは24時間周期で変動し、朝方に高く、夕方・夜間に低くなるのが一般的です。
合成コルチゾール(コルチゾン/コルチコステロイド)
- 喘息、全身性エリテマトーデス、関節リウマチなどの炎症性疾患の治療に用いられますが、長期使用は骨粗鬆症や体重増加などの副作用リスクがあります。
考慮すべき点
- 肉体的・精神的ストレスは一時的にコルチゾールを上昇させます。また、合成ホルモンや経口避妊薬を服用している女性もホルモン値が高くなることがあります。
健康への影響
- 短時間のコルチゾール上昇はストレス適応に有益ですが、慢性的な高値は血糖異常、糖尿病、うつ病、記憶障害などを招きます。一方、低値は低血圧、疲労、繁殖機能障害の原因となります。
