微生物はどのように食品を腐敗させるか

微生物とは?

「微生物」という言葉は、顕微鏡でしか見えないほど小さな生物全般を指します。カビ、酵母、細菌などが含まれ、コロニー(群れ)として増殖します。目に見えるのは、カビのふわふわした斑点や、ぬめり、異臭といった形で現れます。

食品中の微生物

実は微生物は至る所に存在し、私たちが口にする食品にも常に少量は付着しています。人間と同様に、微生物は栄養源・水分・酸素があれば増殖します。放置すると微生物は食品や環境中の水分・空気を利用して増殖し、食品を消費して腐敗させます。腐敗した食品は食べられません。

有害な微生物と有益な微生物

ほとんどの微生物は少量であれば健康に害を及ぼしません。むしろ、一定量以上になると有用な働きをするものもあります。酵母はジュースを発酵させてワインに、穀物を発酵させてビールにします。細菌はヨーグルトやチーズに酸味を与え、特定のカビはブルーチーズやテンペの風味を生み出します。一方、サルモネラや大腸菌(E. coli)などの病原性細菌は重篤な食中毒を引き起こし、最悪の場合死に至ります。

食品を新鮮に保つ方法

食中毒を防ぐ最も効果的な手段は、食品を新鮮な状態で保つことです。野菜や果物はよく洗い、食品は密閉容器で保存し、冷蔵庫や冷凍庫で温度管理を徹底しましょう。湿気や温かい空気は微生物の増殖を助長するため、乾燥させ、しっかりとラップで覆うことが重要です。異臭や変色、粘りなどの腐敗サインが見られたら、速やかに廃棄してください。

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