酸素吸収体を食べたらどうなるか?

中身は?

酸素吸収体の主成分は細かい鉄粉です。鉄粉が酸素と反応して酸化鉄(錆)になることで、包装内の酸素を除去します。鉄はサプリメントと同様に体内に吸収されますが、大量に摂取すると中毒症状が出る可能性があります。WebMDによると、体重1kgあたり10mg以上の鉄を摂取すると中毒が始まります。つまり、子どもや動物が数個以上のパックを食べない限り、急性中毒は起こりにくいです。万が一大量に摂取した場合は、すぐに救急医療を受けてください。

非鉄系酸素吸収体

鉄以外の素材で作られた酸素吸収体もありますが、コストと入手のしやすさから鉄粉が主流です。金属探知機を通過させる必要がある食品や、電子レンジ加熱が前提の包装では、非鉄系が選ばれることがあります。非鉄系でも食品安全基準を満たすように無毒化されています。

プラスチックパック

酸素吸収剤を包む袋は、酸素がゆっくりと内部に入り、吸収剤と反応できるよう設計されたプラスチックです。プラスチック自体は有毒ではありませんが、胃腸を刺激し嘔気や腹痛を引き起こすことがあります。通常は永久的な障害を残すことはありません。

危険性

無毒とされていても、食品と同様の安全検査は行われていません。また、製造工程で有害物質の粉塵が混入する可能性もあります。誤って1枚程度を誤飲しても大きな害は少ないと考えられますが、日常的に摂取することは推奨されません。

包装の表示

パッケージには「食べないでください」などの注意書きが必ず記載されています。調味料と勘違いして開封し、食品に振りかけるケースも報告されていますが、これは誤用です。表示は「食べ物ではない」ことを示すためのもので、危険性が極端に高いわけではありません。

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