水の起源
市販のミネラルウォーターの多くは、地域の水道水をろ過・浄化したものです。州外から輸入される製品もあり、瓶詰めされた州の水質が自分の住む州より劣る場合があります。
細菌が増える可能性
新しく購入したボトルでも、微量の有害細菌が混入している可能性はゼロではありません。1999年の自然資源防衛会議(NRDC)の調査では、調査対象となったブランドの約3分の1で、化学物質や細菌が安全基準を超えていることが判明しました。カナダのC‑crest Laboratories(2010年)の追試でも、調査対象の70%のボトルが米国基準(1 mLあたり500コロニー未満)を超える細菌を含んでおり、100倍以上の濃度が検出されたものもありました(ただし、検出された細菌が必ずしも有害とは限りません)。
2003年のカルガリー大学の研究では、子どもが再利用した使い捨てプラスチックボトルを調査し、9%のボトルに糞便由来の大腸菌群が、13%のボトルに有機物を分解するヘテロ栄養性細菌が検出されました。
ボトルの再利用
どの容器でも細菌が付着する可能性はありますが、厚手のプラスチック、ガラス、金属製のボトルは洗いやすい広い口径を持ち、再利用に適しています。ミネソタ大学のスザンヌ・ドリーセン氏(2003年)の報告によれば、これらの素材は清掃が容易で、薄い使い捨てプラスチックは再利用すべきではありません。
予防と対策
有害細菌の増殖を防ぐには、薄い使い捨てボトルを廃棄し、再利用ボトルは毎日洗浄することが重要です。熱い石鹸水でボトル内部をブラシでこすり洗いするのが最も効果的です。口径が狭いボトルは食洗機に入れにくいため、手洗いを徹底してください。
注意点
プラスチックボトルに付着する細菌の多くは、手についたままのものです。特にねじ込み式のキャップを開ける前には、手をしっかり洗うことが重要です。子どもが再利用ボトルを使用する場合は、トイレ後の手洗いや、給水口など汚れた表面に触れさせない指導を行いましょう。
