食中毒を引き起こす主な微生物は何ですか?

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、食中毒の原因となる微生物は250種類以上あり、毎年約7600万件の食中毒が報告され、そのうち約5千件が致死的です。特に以下の3種の細菌が食中毒の主要因として挙げられています。

カンピロバクター

カンピロバクターは主に生肉や家禽に存在し、特に鶏肉の腸内で繁殖します。加熱が不十分な肉を摂取すると腸内に入り、潜伏期間は3〜5日です。主な症状は発熱、激しい下痢、腹痛で、世界で最も重度の下痢の原因とされています。

大腸菌(Escherichia coli)

大腸菌は生牛肉や汚染された水・牛乳に含まれます。特にO157:H7株は致死的で、潜伏期間は3〜4日です。感染すると重度の下痢や腹痙攣が現れ、溶血性尿毒症候群などの合併症を引き起こすことがあります。子どもや高齢者は特に危険です。

サルモネラ

サルモネラは動物、鳥類、爬虫類、人間の腸内に常在し、生卵や家禽、野菜の摂取で感染します。潜伏期間は6時間から2日で、発熱、下痢、腹痛が現れます。免疫力が低下した人では血流に侵入し、腸チフスなどの重篤な感染症を引き起こすことがあります。

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