検出
冗長結腸は、解剖学的な変異であり多くの場合症状を伴いません。患者は生涯にわたり自覚症状がなく、偶然他の疾患の検査で大腸造影やCT検査を受けた際に初めて発見されることが多いです。
腸捻転(ボルヴュルス)
結腸が余分に長いと、まれに腸がねじれて閉塞を起こすことがあります。これを腸捻転(ボルヴュルス)と呼び、急性腹痛、腹部膨満、嘔吐、悪心などの症状が急速に現れ、緊急の医療処置が必要です。
治療
腸捻転が確認された場合、ねじれた部分を外科的に除去することが一般的です。S状結腸が捻転した場合はシグモイド切除(sigmoidectomy)、結腸全体または一部が対象の場合は結腸切除(colectomy)が行われます。捻転部位や患者の状態に応じて、内視鏡的減圧や非手術的管理が選択されることもあります。
予後
手術が必要な場合、切除した結腸を再び吻合(つなぎ直し)しますが、吻合部の漏れや感染といったリスクがあります。適切な術後管理と早期の合併症検出により、ほとんどの患者は良好な回復を遂げます。
