背部手術の合併症と対策

理由

背部手術が必要になる主な理由として、外傷性の怪我、加齢による脊椎の変性、椎間板ヘルニアなどが挙げられます。脊椎固定術(スパイナル・フュージョン)により二つの骨を融合させ、脊椎を安定させることで疼痛が軽減します。また、ヘルニアが神経を圧迫することで激しい痛みが生じますが、椎間板切除術(ディスクエクトミー)で突出した部分を除去すれば、痛みと圧迫が緩和されます。


リスク

手術には出血過多、感染、麻酔薬へのアレルギー反応、脊髄液漏れ、さらには重篤な場合には脳卒中や死亡といったリスクがあります。背部手術で使用される麻酔は局所麻酔から全身脊髄ブロックまで様々ですが、最も一般的な合併症は脊髄液漏れによる頭痛で、全脊髄麻酔の1〜2%で発生します。


考慮すべき点

手術前に医師と十分に相談し、手術が本当に必要かどうかを検討してください。年齢、全身状態、過去の手術歴などがリスク要因となります。リスクが高すぎる場合は、手術以外の治療法についても話し合うことが重要です。


注意事項

高血圧の方は、手術や疼痛が血圧をさらに上昇させ、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高める可能性があります。手術前に血圧管理について医師と確認し、全身状態が良好であることを確認してください。全身麻酔による死亡率は約250,000人に1人ですが、重篤な基礎疾患がある場合はリスクが増大します。


予防・代替策

過去に手術合併症がある場合は、理学療法やカイロプラクティックといった非外科的治療を検討してください。軽度の背部痛はカイロプラクティックで改善できることがあります。理学療法は手術回避や術後の回復促進にも有効です。

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