股関節置換術後6週間で期待できること

股関節置換手術後の回復は、適切なリハビリと注意が不可欠です。手術後約6週間になると、日常生活のさまざまな動作が徐々に自立できるようになり、筋力と機能の回復が加速します。以下では、6週間目に期待できる主な項目をまとめました。

歩行

術後は多くの患者が歩行器や杖を使用しますが、バランスや上半身の筋力が十分であれば、松葉杖へ移行することも可能です。6週間が経過すれば、補助具なしで安全に歩行できるようになることが目標です。

階段の昇降

入院中に理学療法士の指導のもと、歩行器や松葉杖を使って階段の昇降練習を行います。手術後6週間で、ほとんどサポートなしで階段を上り下りできるようになることが期待されます。

自動車の運転

通常、術後4〜6週間で運転再開が可能とされていますが、オートマチック車かマニュアル車か、手術側の部位によってはもう少し時間がかかることがあります。運転再開の条件は、ブレーキとアクセルを確実に操作でき、鎮痛薬の使用が終了していることです。

性行為

手術後約6週間で、無理のない姿勢であれば性行為を再開できるようになります。痛みや違和感が出ないよう、理学療法士や担当医と相談しながら適切な体位を選びましょう。

仕事復帰

復帰時期は職種や業務内容に左右されます。軽作業やデスクワークであれば、手術後6週間程度で職場復帰が可能です。一方、重い荷物の持ち上げや長時間の立ち仕事が必要な職種の場合は、10週間前後のリハビリ期間が必要になることがあります。

全体的な注意点

回復には個人差があり、数か月かかる患者もいます。無理をせず、体のサインに耳を傾けながら段階的に活動を増やすことが大切です。

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