胆嚢摘出手術の概要と回復までの流れ
胆嚢とは
肝臓のすぐ下に位置する胆嚢は、胆汁を貯蔵し濃縮する袋状の臓器です。胆汁は脂肪を乳化し、脂肪分解酵素の働きを助けます。
摘出が必要になる理由
- 胆石(硬い小石のような沈着物)ができたとき
- 胆嚢の機能不全(胆汁の排出がうまくいかない)
- 感染、閉塞、炎症などが起こったとき
手術の流れ
全身麻酔下で行われ、胆嚢付近に約12〜18センチの切開を加えます。外科医は胆嚢を慎重に取り除き、手術中に胆管造影X線検査(コランジオグラム)を実施して胆嚢外に残っている石がないか確認し、必要に応じて除去します。手術時間は概ね1時間程度です。
術後の回復
入院期間は最大で6日間とされ、最初は点滴で液体を補給します。感染や出血の兆候がなく、歩行や血液循環が安定した時点で退院が可能です。
