高アンモニア血症に対する自然療法
高アンモニア血症は、肝疾患や腎臓障害、遺伝性尿素サイクル異常などさまざまな原因で血中アンモニアが上昇する状態です。放置すると肝膿瘍や意識障害など重篤な合併症を招く可能性があります。初期症状としては倦怠感、混乱、記憶障害などが見られます。
血中アンモニアが増える仕組み
腸内のタンパク質が消化される際、腸内細菌によってアンモニアが生成されます。通常は肝臓で尿素に変換され、尿として排泄されますが、肝機能が低下するとこの過程が阻害され、血中にアンモニアが蓄積します。
自然療法で期待できるサプリメント
L-グルタチオンとミルクシスル
- L-グルタチオンは血中アンモニアを低下させる効果が報告されています。1日500 mgをカプセルで摂取するのが目安です。
- ミルクシスルに含まれるシリマリンは抗炎症・抗酸化作用があり、肝細胞の修復を助けます。肝硬変やC型肝炎による高アンモニアの場合、1日100 mgを3回に分けて摂取すると効果が期待できます。
にんにく
- にんにくは抗酸化物質が豊富で、腎臓・心臓・肝臓の健康をサポートします。生のにんにく2〜4片、またはエイジドガーリック抽出物1200 mgを1日摂取するか、凍結乾燥カプセル200 mgを1日3回服用するとよいでしょう。
L-アルギニン
- L-アルギニンは肝臓の解毒を促進し、血中アンモニアを減少させます。1日500 mg、または1,800 mgカプセル2粒を目安に摂取してください。
L-リジンとL-オルニチン
- L-リジンは1日500 mgカプセルを2粒、L-オルニチンは1日500 mgカプセルを1粒摂取することで、アンモニア低下と抗ウイルス効果が期待できます。
※血中アンモニアの測定は医師の血液検査で行います。サプリメントを始める前に必ず医師に相談し、症状が改善しない場合は速やかに受診してください。乳児の高アンモニア血症は一時的であることが多いですが、母子血液型不適合などの基礎疾患が隠れている可能性があります。
