アーユルヴェーダのピッタ体質を整える瞑想法

ピッタ体質とは

アーユルヴェーダで示される3つのマインド・ボディタイプのひとつ、ピッタは火と水のエレメントを象徴します。中肉中背で筋肉質、知的で運動能力が高く、食欲と消化力が強いのが特徴です。活動的なピッタは体重を保ちやすく、リーダーシップを発揮しますが、バランスが崩れると支配的・競争的・議論好きになりがちです。瞑想は、学びや貢献への欲求を失わずにピッタの過度な野心や熱を和らげる手段です。

瞑想の手順

  1. 床に座り、足を組んで楽な姿勢を取ります。腰が膝より高い場合はクッションや折りたたんだ毛布を使い、無理なら椅子に座って背筋を伸ばします。

  2. 目をやさしく閉じ、ライオンの呼吸を変形させて余分な熱やピッタの興奮を放出します。鼻で吸い、口を開けて舌を出しながら息を吐きます。これを計3回繰り返します。

  3. 次に呼吸法(プラーナーヤーマ)を続けます。目を閉じ、鼻で吸い、口は閉じたまま唇をすぼめてハチの羽音のように息を吐きます。7〜12回程度、心地よいリズムで行いましょう。これらの呼吸はピッタの興奮をさらに鎮めます。

  4. 視覚化(ヴィジュアライゼーション)に移ります。目を閉じたまま、あなたにとって落ち着きと回復をもたらす自然の風景を思い描きます。月明かりのビーチや小川のある木陰の林など、刺激が少ない場所を選びましょう。足元の砂の感触や松の香りなど、五感すべてを優しく呼び込んでください。

  5. この静かな場所にとどまり、最低10分間、意識的に在り続けます。初心者は毎日同じ時間・同じ場所で行うと、中心神経系が非反応的な状態に慣れます。呼吸法で身体の緊張が解け、視覚化が心拍数や血圧を低下させます。

  6. 瞑想を競争や執着の対象にしないことが重要です。毎日の優しい継続が、月に一度の長時間セッションよりも効果的です。日々のストレスを軽減し、ピッタのバランスを保ちましょう。

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