ハックルベリーの薬効と利用法

ハックルベリーはそのままでも、加熱しても食べられる果実です。甘酸っぱい味わいが特徴で、ビタミンCをはじめとした栄養素が豊富に含まれ、薬効も期待されています。

ハックルベリーの種類

  • 北米東部やカナダに自生するGaylussacia baccataG. brachyceraは品質が劣ります。
  • 園芸用ハックルベリー(Solanum melanocerasum)はトマトやジロウメの仲間で、未熟な状態では有毒です。

ビタミン属(Vaccinium)に属するハックルベリー

商業的に利用され、薬効が注目されているハックルベリーは、ツツジ科(Ericaceae)に属するビタミン属(Vaccinium)です。ブルーベリーやビルベリーと近縁関係にあり、色は青・赤・黒のいずれかです。熟した実は生食できますが、酸味が強いため、加熱時に甘味を加えると食べやすくなります。

分布と生育環境

ビタミン属は全世界で約400種が確認されており、そのうち26種が北米西部に自生しています。食用ハックルベリーはアラスカからカリフォルニアまでの沿岸部低標高の森林縁に分布し、伐採や過剰採取により生息地が危機に瀕しています。

薬効

米国農務省の調査によると、ハックルベリーはビタミンCが豊富で壊血病予防に効果があります。また、血糖値を下げる補助的効果が報告され、糖尿病患者の食事に取り入れられることがあります。さらに、ハックルベリーに近縁なビルベリーは血管や心臓の機能改善に寄与する可能性が示唆されています。

注意点

過剰に摂取すると消化不良や下痢を引き起こすことがあります。糖尿病や心臓病などの重篤な疾患の治療にハックルベリーだけに頼るのは危険です。必ず専門医の診断・指導を受けてください。

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