高血圧とハーブ療法
高血圧は多くの人にとって深刻な問題です。自覚症状がなく「サイレントキラー」と呼ばれることもありますが、適切なハーブ療法と生活習慣の改善で安全かつ長期的に血圧をコントロールできます。従来の薬は副作用が懸念されますが、ハーブは副作用が少なく、費用も抑えられます。
診断基準
血圧が140/90 mmHg を超えると高血圧とみなされます。上の数値(収縮期血圧)は心臓が血液を送り出すときの圧力、下の数値(拡張期血圧)は心拍の間の圧力を表します。米国心臓協会は140/90 以上の測定値は治療が必要としています。
考慮すべきポイント
ハーブ療法に加えて、塩分摂取量の見直しも重要です。過剰な塩分は血圧上昇の原因となります。多くの人は塩分が多く、マグネシウムとカリウムが不足しがちです。マグネシウムは1日1,000 mg を数回に分けて摂取すると血圧低下に効果的です。
また、オメガ‑3 脂肪酸も有効です。貝類や青魚、亜麻仁油などから摂取しましょう。オメガ‑3 は血圧を下げる作用があります。
にんにく
にんにくは高血圧対策に最も有効なハーブのひとつです。心血管に良いとされるアリシンを含むため、1日1片(生のにんにく)を食事に取り入れるか、サプリメントで8,000 mg(アリシン含有)を摂取すると効果が期待できます。数か月で血圧が改善することが報告されています。
山楂(サンザシ)
山楂の葉、花、果実は強い心血管作用を持ちます。ビテキシンというフラボノイドが血圧低下に寄与します。チンキ剤の場合は1日3回、ティースプーン1杯を水に溶かして飲み、2週間以上は医師の指導のもと使用してください。カプセル形態でも同様に用法を守ります。
霊芝(レイシ)
霊芝は血圧降下効果が認められる東洋のキノコです。市販のカプセル製品で2,000〜4,000 mg(1日2〜4カプセル)を目安に摂取し、必要に応じて長期継続が可能です。
上記のハーブは単独でも効果がありますが、食事・運動・睡眠といった生活習慣と組み合わせることで、より安定した血圧管理が期待できます。
