血圧を下げる呼吸法
深い呼吸は血圧を下げるのに効果的です。体をリラックスさせ心拍数を低下させることで、血圧上昇の原因とされる慢性的なストレスや緊張を和らげます。また、深呼吸は体内の塩分処理を促進し、高血圧の改善に寄与すると考えられています。呼吸法はバランスの取れた食事や運動、薬の代わりではありませんが、血圧管理のサポートとして有用です。
腹式呼吸(仰向け)
まず仰向けに寝て、腹部の上に本を置きます。本が呼吸に合わせて上下するように、胸は動かさずにお腹で呼吸します。吸い込むときは本が上がるのを確認し、吸い終わったら一瞬止めてからゆっくり吐き出します。緊張せず、腹筋を急に動かさないように注意しながら、20回程度繰り返します。
腹式呼吸(座位)
背筋を伸ばして椅子に座り、片手を腹部、もう片手を胸に当てます。腹部に息を吸い込み、腹の手が前に出るのを感じ、胸の手は動かさないようにします。吐くときは腹部が元に戻り、胸は静止したままです。この動作を20回ほど行い、日常でも意識的に腹式呼吸を続けるようにします。1日10分程度、座っているか横になって練習すると血圧低下に役立ちます。
ヨガ呼吸
ヨガ呼吸は腹式呼吸に胸の拡張を加え、より大きな息を取り込む方法です。再び仰向けになり、まず腹部で息を吸い込み胸は動かさないようにします。腹部が十分に膨らんだら、胸を広げて肺全体に空気を満たします。肺が満杯になったら数秒止め、ゆっくりと息を吐き出します。吐く際はまず胸を沈め、続いて腹部を縮めます。毎日数分間この呼吸を練習し、慣れれば1分間に数回のゆっくりした呼吸ができるようになり、肺活量も向上します。
