三側性網膜芽細胞腫の症状と原因
三側性網膜芽細胞腫は、遺伝性網膜芽細胞腫患者に見られるまれな腫瘍で、目の網膜に加えて松果体や脳の他部位に腫瘍が発生します。主に小児に発症し、染色体13のRB1遺伝子の変異が関与しています。
原因
- 染色体13(RB1遺伝子)の変異・欠失が主な原因です。この変異は遺伝的に受け継がれることが多く、具体的な変異メカニズムは未解明です。
主な症状
- 白瞳(レウココリア)―フラッシュ撮影で瞳孔が赤くなく白く映る現象で、猫の目に似ていることから「猫眼」とも呼ばれます。
斜視(交差眼)
- 眼球の位置がずれ、斜視や弱視が生じます。腫瘍により眼外筋が弱くなり、正しい協調運動ができなくなることが原因です。
網膜腫瘍
- 網膜に腫瘍が形成され、視力低下や失明につながります。腫瘍は視神経の変性と関連していると考えられます。
その他の稀な症状
- 眼の充血・腫脹、稀に高熱、患部の視力喪失などが報告されています。
