ADHDの子どもはどの医師にかかるべきか?
米国小児科学会はADHDを「子どもの行動制御が困難になる脳の状態」と定義しています(Pediatrics, 2000年5月, Vol.105 No.5, pp.1158‑1170)。ADHDの診断と治療には、主に4種類の専門医が関わります。
小児科医
小児科医は子どもの発達や行動を日常的に観察するため、ADHDの兆候を最初に見つけることが多いです。必要に応じて、子どもの精神科医、神経科医、または心理士への紹介を行います。
子ども精神科医
子ども精神科医は、ADHDをはじめとした小児精神疾患の診断・治療を専門としています。多くの場合、心理士と連携しながら薬物療法やカウンセリングを提供します。
小児神経科医
小児神経科医は子どもの神経や脳の機能に詳しく、ADHDの診断に必要な神経学的評価を行うことができます。
心理士(臨床心理士)
心理士は、ADHDの子どもが行動を改善し、対処スキルを身につけるための心理的支援を提供します。ただし、薬の処方はできません。
どの専門医を選ぶか
専門医の選択は家族それぞれの価値観や状況に左右されます。精神科へのスティグマを感じる家庭もあれば、精神科が最適と考える家庭もあります。信頼できる小児科医からの紹介や、周囲の口コミを参考にすると良いでしょう。
免責事項
本記事の情報は医療診断の代替ではありません。必ず専門医の診察を受け、適切な助言を得てください。
