腰椎手術後のベッド上での安全な体位変換テクニック

概要

腰部の骨は腰椎(腰椎)を構成し、5つの椎骨が上下に連なっています。手術後は、これらの椎骨がずれないように動くことが重要です。ベッド上での体位変換(座位から仰臥位、またはその逆)では、椎骨が回転したり前後に曲がったりしやすくなります。そのため、医師の指示に従い、決められた期間は特定のテクニックを用いて動く必要があります。

座位から仰臥位へ

ベッドの端に座った状態から仰向けに寝返りを打つ際は、腰椎を保護しましょう。ベッドの頭側にできるだけ近く座り、膝の裏側がベッドの縁に触れるまで後方へスライドします。両膝を曲げた姿勢で、ベッドの頭側を向く肘に体を支えながらゆっくりと下ろします。上半身と下半身を一体化させて、上体をベッドに近づけながら脚を同時にベッド上へ持ち上げます。背中に負担が大きい場合は、他の人に脚の重さを部分的に支えてもらいましょう。脚がベッドに乗ったら、体を硬直させたままゆっくりと仰向けに回転させます。

ログロール(横向き転がり)

ログロールは腰椎手術後の安全なベッド上動作の基本です。仰向けに寝た状態で、膝を片方ずつ曲げ、足裏をベッドにつけます。その後、上半身と下半身を同時に動かしながら体全体を横に転がすようにゆっくりと回転させます(まるで水中で丸太が転がるように)。転がす前に膝の間に枕を入れると、腰への負担がさらに軽減されます。

仰臥位から座位へ

仰向けの姿勢から座位へ移る際は、ログロールのテクニックを用います。まず膝をゆっくり曲げ、足裏をベッドに置きます。肘を曲げ、回転させる側の肩の横に手を置きます。上半身と下半身を一体化させて、ベッドの外側へ向かって回転させます。このとき、肩は膝と同一線上に保ちます。かかとはベッドの縁からはみ出すようにし、手で押し支えながら上体を起こし、同時に脚をゆっくり床方向へ下ろして座位になります。

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