術後のリハビリ:背部手術後に行うエクササイズガイド
術後のリハビリ
背部手術を受けた後は、専門の理学療法士が個々の状態に合わせたリハビリプログラムを作成します。主に切開部周辺の筋肉を対象に、正しい位置に回復させることを目的としたエクササイズを行います。脊椎周囲の小さな筋肉を鍛えて安定性を高め、下肢のエクササイズで体幹を強化し、背部への負担を軽減します。
制限事項
手術直後は背中を曲げる動作は最小限に抑え、低強度のスタティックエクササイズ(静的エクササイズ)を中心に行います。例としてハムストリングスのストレッチがあります。
ハムストリングスストレッチの手順
床に仰向けになり、左脚は伸ばしたまま、右膝を曲げます。両手を膝裏に当て、ゆっくりと右脚を持ち上げて足先を天井方向へ向けます。この動作でハムストリングスと下部腰部が伸び、柔軟性と体幹の安定が向上します。
高度なエクササイズ
ある程度回復し、背部と体幹の筋力が向上したら、ダイナミックエクササイズ(動的エクササイズ)に移行します。スイスボール(空気で膨らませたプラスチック製ボール)を使用したエクササイズが有効です。
スイスボールブリッジ
ボールの端に座り、背筋を伸ばします。足を前方に歩かせながら背中をボールに乗せ、背中が床と垂直になるまで前に進めます。肩がボールの上に乗った状態で数秒保持し、ゆっくりと元の位置に戻ります。この動作で背部、体幹、臀部の筋肉を同時に鍛えることができます。
