経皮的椎体形成術(Vertebroplasty)とは?
歴史
フランスの放射線科医が1984年に初めて椎体形成術を実施しました。1990年代半ばから米国でも広く用いられ、American Family Physician(米国家庭医協会誌)でもその有効性が報告されています。
診断前の準備
椎体圧迫骨折はX線撮影で診断されます。身体診察と病歴の聴取により、疼痛部位や圧痛の位置を特定します。
手順
通常は局所麻酔を行い、強い痛みがある場合は全身麻酔が選択されます。医療用セメントを骨髄腔内に注入し、約1時間で硬化します。
合併症
多くは軽微で、手術後に発熱、出血、軽い疼痛が見られることがあります。重篤な合併症としては、椎体のさらなる損傷などがありますが、極めて稀です。
結果
症例研究では、経皮的椎体形成術を受けた患者の約75%が疼痛の軽減と機能改善を報告しています。疾患の種類や患者個々の状態により結果は異なりますが、概ね良好な結果が得られています。
