ヘルニアによる椎間板痛の対処法

椎間板は背骨の間をクッションのように保護する構造で、外側の硬くて弾力のある被膜と、柔らかい中心部(髄核)から成ります。メイヨークリニックによると、椎間板ヘルニアは外被が破れ、髄核が周囲の神経を圧迫する状態です。ヘルニアによる痛みを軽減するための主な治療法には、物理療法、薬物療法、手術があります。

物理療法

物理療法は、痛みの緩和だけでなく、将来の怪我予防にも役立ちます。主な目的は、破れた椎間板部分を神経から遠ざけるように位置を調整し、背筋や体幹の筋肉を強化して椎間板を安定させることです。効果が現れるまで数週間から数か月かかることがあります。

薬物療法

ヘルニアの症状に応じて様々な薬が処方されます。まずは炎症を抑えるために安静を指示し、その後痛み止めで日常生活をサポートします。適度な動きを促すことで痛みが軽減することがあるため、医師は早期の活動復帰を勧めます。重症例では、ヘルニア部位に直接コルチゾン注射を行うこともあります。

手術

メイヨークリニックの統計では、ヘルニア症例の約10%が手術を要します。最も一般的な手術は、神経を圧迫している椎間板の一部を除去するものです。椎間板が著しく損傷している場合は、人工椎間板置換術や椎体を骨移植で固定する椎体固定術(脊椎固定)を選択することがあります。

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