脊椎減圧療法のリスクと注意点

概要

脊椎減圧療法は、膨らみやヘルニアが原因の疼痛に対し、米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けた治療法です。背中、脚、首、腕の痛み緩和に用いられ、手術失敗後にも利用できることがありますが、リスクも伴います。注射や外科手術、全身麻酔に比べて侵襲は少ないとされています。

重要性

脊椎の問題に対する治療は費用がかかり、100%の効果が得られないこともあります。低侵襲の手法であるものの、適応の判断には身体検査、MRI、X線検査が必要です。

作用機序

減圧装置は特定の姿勢で脊椎を伸ばし、椎間板に「負圧」をかけます。負圧によりヘルニア部位が元の位置へ戻りやすくなり、血流が促進されて自然治癒が期待できます。

禁忌

妊娠中の女性は腹部への圧迫があるため使用できません。また、重度の骨粗鬆症や脊椎の不安定性、金属スクリューやプレートが埋め込まれた状態(骨が固定されていない場合)でも禁忌です。手術後の骨癒合が確認できれば使用可能です。

研究結果

2003年にThomas Gionis医師が発表した研究によると、減圧療法を完了した患者の約86%が症状の改善を示し、90日後には84%が痛みから解放されていました。

適応症

ヘルニア、膨らみ、椎間板狭窄、脊柱管狭窄、坐骨神経痛、神経根症など、椎間板損傷による背部・頸部の疼痛に有効です。ただし、重度の神経障害がある場合は適応外となります。

代替療法

減圧療法に加えて、カイロプラクティック、マッサージ、鍼灸、理学療法、薬物療法、注射などが選択肢としてあります。これらは手術の代替、または併用として効果が期待できます。

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