尺骨突起滑液包炎(オレクロン滑液包炎)の治療法
尺骨突起滑液包炎は、肘の先端にある滑液包が炎症を起こす状態です。外傷、昆虫に刺されたこと、関節炎などが原因となります。主な症状は腫れと痛みです。治療法には、液体の排出、氷冷却、薬物療法、適切な運動などがあります。
注意点
米国整形外科医会(AAOS)の報告によれば、尺骨突起滑液包炎を放置すると神経損傷を引き起こし、肘の可動域が制限される恐れがあります。
治療法の種類
- 感染が原因の場合、医師は肘から液体を排出し、炎症と痛みを軽減します。
- 炎症緩和のために、イブプロフェンやナプロキセンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)が有効です。
- 必要に応じて、コルチゾン注射が行われることがあります。
その他の治療法
- 発症後48〜72時間以内であれば、氷で冷やすことが効果的です。氷嚢を直接肘に当て、圧迫しながら冷却します。
- 肘をしばらく安静に保つことも重要です。
運動の効果
- 上腕三頭筋を頭上で伸ばすストレッチなどの軽い運動は、血流を促進し治癒を助けます。
- ただし、炎症が落ち着くまでは無理に運動しないようにしてください。
回復期間の目安
- 回復にかかる期間は個人差があり、手術が必要な場合は治療期間が長くなることがあります。
