足底筋膜炎の対策と治療法
氷冷却・抗炎症薬
就寝前にかかとに15〜20分間氷を当てると痛みが和らぎます。モトリンやアドビルなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)も有効ですが、胃痛や腎障害のリスクがあります。
ストレッチと筋力強化
朝起きたらタオルを足の裏にかけ、足先を自分側に引くストレッチを数分行います。カーフストレッチや、傾斜板に立つ、つま先を2〜3インチのブロックに乗せてかかとを床につけるなどのエクササイズも効果的です。座っているときに缶を足裏で転がすことでも靭帯の緊張を緩められます。
アーチサポート・矯正インソール
市販のアーチサポートや足底テーピングで衝撃を吸収できます。足科医が作成するカスタムオーソティックは、石膏型を取って作られ、費用は約75〜300ドルです。保険適用外の場合もあります。インパクト吸収用のヒールカップも同様に利用できます。
ナイトスプリント
夜間に足を一定の角度で固定し、足底筋膜とふくらはぎをやさしく伸ばすことで、朝の歩行時の緊張を減少させます。繊維ガラスや石膏で作られ、米国家庭医学会の調査では約80%の使用者に改善が見られました。
ステロイド注射
他の治療が効果を示さない場合、痛みの部位に直接ステロイド注射を行います。成功率は70%以上ですが、足底筋膜の断裂リスクがあります。1年に3〜4回までが上限で、症状改善には時間がかかることがあります。
手術
最終手段として足底筋膜切開術(内視鏡手術)を行います。筋膜の一部を切除し圧力と痛みを軽減します。術後1週間程度で軽作業に復帰できることもありますが、完全回復には1〜2か月要します。
