肘の滑液包炎の治療法は?

肘滑液包炎は、滑液包という液体で満たされた袋が刺激され炎症を起こし、通常より多くの水分がたまる状態です。主な症状は肘部の痛み、しこりや赤み、腫れ、触れると温かく感じることです。

原因

主な原因は肘への外傷です。転倒やスポーツでの打撃、重いものを持ち上げる際の過度な負荷が挙げられます。その他、関節炎、長時間肘に体重をかける姿勢、感染症も原因となります。

R.I.C.E.療法

医師が最初に提案することが多いのがR.I.C.E.(Rest=安静、Ice=冷却、Compression=圧迫、Elevation=挙上)です。安静にし、氷で冷やし、圧迫バンドで固定し、肘を心臓より高く保つことで炎症と腫れ、痛みを抑えます。

薬物療法

原因に応じて鎮痛剤や抗炎症薬が処方されます。感染が原因の場合は抗生物質が必要です。これらの薬は痛みを和らげ、炎症の軽減を助けます。

液体除去(穿刺)

腫れが著しい場合や痛みが強い場合、医師は針で滑液包から余分な液体を抜くことがあります。穿刺により圧力が減り、回復が早まります。

理学療法

中等度から重度の滑液包炎では、理学療法が有効です。血流を促進する特定のエクササイズやストレッチを行い、組織の修復をサポートします。

手術

極めて稀ですが、炎症が酷く保存的治療で改善しない場合は手術が検討されます。滑液包全体または一部を切除する手術が行われます。

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