屈筋腱炎(トリガーフィンガー)とは?

概要

屈筋腱炎は、主に指の関節に発生する炎症性疾患です。指を曲げようとしたときや、握りこぶしを作る際に痛みが生じます。症状が進行すると、指が曲がったままロックし、伸ばすのが非常に苦痛になります。

特徴

「トリガーフィンガー」や「狭窄性屈筋腱炎」とも呼ばれます。指を動かすときに「カチッ」と音がしたり、握りこぶしで睡眠中に激しい痛みで目が覚めることがあります。

原因とタイプ

主な原因は指の過度な使用です。特に人差し指が最も影響を受けやすく、日常的に頻繁に使われます。関節リウマチや腱の結節が原因となることもあり、糖尿病患者では発症リスクが高まります。

対策と治療

早期に診断すれば手術を回避できる可能性があります。軽度の場合は、医師が積極的なリハビリテーションを勧めます。進行したケースや糖尿病を伴う場合は、抗生剤を指に直接注入し、経口抗生剤で感染を抑える治療が行われます。指はスプリントで伸展位置に固定し、適切な排液を促すために指を上げた状態で保持することが推奨されます。

注意点

屈筋腱炎は放置すると永続的な指の機能障害につながります。症状が出たら速やかに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

骨・関節・筋肉 - 関連記事