圧力挑発テストで手根管症候群を検出する手順
圧力挑発テストとは
圧力挑発テストは、医師や手外科専門医が手根管症候群(CTS)を診断する際に行う身体診察の一つです。CTSの確定診断には、症状の有無、電気診断テストの陽性結果、そして身体的所見の3要素が必要です。本稿では、圧力挑発テストの実施手順とポイントをご紹介します。
必要なもの
- 医師(または手外科専門医)
実施手順
- 現在感じている症状をすべて書き出します。典型的な症状は、指・手・手首のしびれ、チクチク感、痛み、こわばりです。痛みが上腕や肩まで広がることや、握力低下、指の伸展困難も含まれます。
- かかりつけ医に予約を取り、圧力挑発テストを実施できる手外科専門医への紹介を依頼します。
- 検査前の準備について医師に確認します。検査当日は通常通りの生活で構いませんが、数日前に手を酷使する作業を避けるよう指示される場合があります。
- 問診票やチェックリストがあれば記入します。これらはリスク要因の評価に用いられます。
- 医師の指示に従い、手のひらを上に向けて手を伸ばします。
- 医師が手首の手根管上部に直接圧力を加えます。
- 圧力は30〜45秒間継続されます。
- 圧力中に正中神経領域でチクチク感や電撃感が出るかどうかで、CTSの有無を判断します。
- 診断結果に基づき、医師が処方する薬剤や理学療法、神経・腱のエクササイズ指導を受けます。必要に応じて理学療法士のリハビリテーションを受けることもあります。
