脂質パネル検査の断食要件

断食要件

脂質パネル(リピッドパネル)検査の結果を正確にするため、検査の12時間前から食事を摂らないことが求められます。水以外の飲食は基本的に禁止です。ただし、必要な薬剤は医師の指示に従い、結果に影響しない限り継続できます。ビタミンやハーブサプリの使用も事前に伝えてください。

一部の患者はコーヒーや紅茶を許可されることがありますが、許可された飲料は医師に確認してください。固形食やガム(特に糖分を含むもの)は一切禁止です。

断食しなかった場合の影響

断食が守られないと、脂質値が食後の影響を受けて高く出る可能性があり、誤診や不要な治療につながります。断食できなかった場合は、検査前にラボへ連絡し、再検査のスケジュール調整を依頼しましょう。

脂質パネル検査の結果項目

検査では以下の4つの指標が報告されます。

  • 総コレステロール(TC)
  • 低密度リポタンパク(LDL)
  • 高密度リポタンパク(HDL)
  • トリグリセリド(中性脂肪)

基準値の目安は次の通りです。

  • 総コレステロール:200 mg/dL 以下=正常、201–239 mg/dL=境界域、240 mg/dL 以上=高値
  • HDL(善玉コレステロール):60 mg/dL 以上=良好、40–59 mg/dL=中等度、40 mg/dL 以下=低く、心血管リスク増大
  • LDL(悪玉コレステロール):100 mg/dL 以下=目標、160 mg/dL 以上=心筋梗塞リスク増大
  • トリグリセリド:200 mg/dL 以上=心血管リスク上昇の可能性(コレステロールほど重要視されない)

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