コレステロール検査はどのように実施されるのか?
検査の推奨頻度
米国心臓協会は、20歳以上の成人は5年に1回のコレステロール検査を受けることを推奨しています。
コレステロールとは
コレステロールは体内で重要な役割を果たすステロイドです。細胞膜の構成要素であるだけでなく、胆汁酸やホルモンの材料にもなります。適量は必要ですが、過剰に摂取すると動脈硬化など心血管疾患のリスクが高まります。
血中のコレステロール
血液中のリポタンパク質が余分なコレステロールを運搬し、体内で処理されます。リポタンパク質に結合したコレステロールは血液検査で測定でき、体全体のコレステロール量を推定します。
検査手順
通常は医師や看護師が腕から血液を採取します。検体は少量で済むため、指先を軽く刺して採取する指先血採取が行われることもあります。採取した血液はラボに送られ、詳細に分析されます。
結果の解析
検査結果は血液1デシリットルあたりのミリグラム(mg/dL)で示されます。米国心臓協会は200未満を「望ましい」、240以上を「高リスク」と定義しています。医師はこれらの数値に加えて遺伝や生活習慣なども考慮し、適切な治療方針を決定します。
検査前の注意点
コレステロール検査は脂質プロファイル(リピッドプロファイル)と併せて行うことが多く、その場合は検査前に数時間の絶食が必要です。水以外の飲食は結果に影響を与える可能性があります。一方、単独でのコレステロール検査は絶食不要です。
