ロバスタチンの副作用とリスク

ロバスタチンはスタチン系の経口処方薬で、肝臓でのコレステロール合成を抑制し、血中コレステロールを低下させて心血管疾患のリスクを減らします。しかし、使用にあたってはさまざまな副作用が報告されています。

消化器系

  • 腹痛、便秘、下痢、膨満感、吐き気などが報告され、約4.3%の患者で発症します。稀に食欲不振や嘔吐も見られます。

筋骨格系

  • 筋肉痛は2.2〜3.0%の患者で報告され、特に高用量で多く見られます。筋痙攣や関節痛もまれに起こります。

神経系

  • 頭痛、めまい、視力ぼやけは1%以上の患者で見られます。その他、睡眠障害、しびれ、味覚変化、震え、神経痛、記憶障害、不安、白内障のリスクも報告されています。

皮膚・皮膚科系

  • 発疹、脱毛、色素沈着、乾燥などが0.1%未満で報告されます。まれにスティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症など致命的な皮膚反応が起こります。日光過敏症も報告されています。

過敏症

  • 稀に重篤なアレルギー反応が起こり、アナフィラキシー(呼吸困難、胸痛、蕁麻疹、ショック)や血管浮腫(顔面・四肢・咽頭の腫れ)を引き起こすことがあります。

血液系

  • 血小板減少症、白血球減少症、溶血性貧血などの血液障害がまれに報告されています。

肝臓系

  • 肝炎、肝機能障害、肝不全のリスクがあり、特にアルコール依存症、肝硬変・肝炎既往、肝酵素上昇患者で注意が必要です。

横紋筋融解症

  • 稀な重篤副作用で、筋組織が壊れ腎障害を引き起こす可能性があります。特定の抗真菌薬、抗生物質、HIV薬、抗うつ薬と併用するとリスクが高まります。

妊娠中の使用

  • 胎児に奇形リスクがあるため、妊娠中の使用は原則禁忌とされています。

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