正常なコレステロール値とは何か
コレステロールの種類
コレステロールは大きく分けて2種類あります。低密度リポタンパク質(LDL)は「悪玉」コレステロールと呼ばれ、血管壁に蓄積しやすく心血管疾患のリスクを高めます。一方、高密度リポタンパク質(HDL)は「善玉」コレステロールと呼ばれ、余分なコレステロールを肝臓へ運搬し、血管を保護します。
LDL(悪玉)コレステロールの正常範囲
心疾患リスクを最小限に抑えるため、LDLは理想的には100 mg/dL未満が望ましいとされています。特にリスクが高い人の場合、70 mg/dL未満が目標とされることもあります。
HDL(善玉)コレステロールの正常範囲
HDLは35〜60 mg/dLが一般的な基準です。数値が高いほど必ずしも健康に悪影響があるわけではなく、むしろ保護効果が期待されます。
総コレステロールの目安
健康な成人では、LDLとHDLを合わせた総コレステロールが200 mg/dL未満であることが推奨されます。
コレステロール対策と治療法
食事改善や適度な運動によりコレステロール値を下げることが可能です。とはいえ、生活習慣だけで改善しない場合や非常に高い数値の場合は、医師の指示に基づきスタチンなどの降コレステロール薬が処方されます。
