HDLと総コレステロールの関係とリスク評価
HDLとは?
HDLは「善玉コレステロール」と呼ばれ、血管壁からコレステロールを取り除き、肝臓へ運んで体外へ排出させます。
総コレステロールの基準値
米国心臓協会(AHA)によると、総コレステロールが200 mg/dL未満は望ましいとされています。200〜239 mg/dLは境界域、240 mg/dL以上は高リスクです。
HDLの基準値
AHAは、HDLは数値が高いほど良いとしています。男性で40 mg/dL未満、女性で50 mg/dL未満は心疾患リスクが高いと見なされます。60 mg/dL以上は保護効果が期待できるとされています。
総コレステロールとHDLの比率
ハーバード大学医学部のファミリーヘルスガイドでは、総コレステロール÷HDLの比率が重要とされています。比率が小さいほどリスクが低くなります。例として、総コレステロール200 mg/dL、HDL60 mg/dLなら比率は3.3です。一方、HDLが35 mg/dLだと比率は5.7となり、リスクが高まります。
留意点
コレステロール数値だけで病気が決まるわけではなく、他の心疾患リスク要因と合わせて評価する必要があります。
