クレストールの長期的な危険性
クレストール(ロスバスタチンカルシウム)は、処方されるスタチン薬で、血清コレステロールを低下させ、動脈硬化の治療にも用いられます。しかし、推奨用量でも重大な副作用が報告されており、長期使用には注意が必要です。
横紋筋融解症(Rhabdomyolysis)
クレストールは横紋筋融解症という筋細胞の壊死を引き起こすことがあります。主な症状は、脚・腕・腰の痛みや腫れ、濃い色の尿、排尿困難、筋肉のあざ、呼吸困難、吐き気、意識混濁、心拍数の増加などです。
腎障害
長期使用により腎機能障害や腎不全に至るケースがあります。症状としては、尿量の変化(頻尿や血尿)、足・顔・足首のむくみ、倦怠感、皮膚発疹、口の金属味、脚の痛み、冷感・めまいなどが挙げられます。
肝障害
クレストールは肝臓にも負担をかけ、初期には吐き気や嘔吐が現れます。その後、血中のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)やアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)が上昇し、重症化すると腎不全、昏睡、出血障害、最悪の場合は死に至ることがあります。
アジア人への影響
調査によると、アジア人患者の血中濃度は他の人種の約2倍に達し、副作用リスクが高まります。
服用時の留意点
スタチンは、食事療法や運動でLDLコレステロールが十分に低下しない場合にのみ処方されます。まずは適切な食生活、禁酒・禁煙、定期的な運動を実践してください。クレストール服用中に異常を感じたらすぐに中止し、医師に代替薬を相談しましょう。
