ナッツと脂肪

体が正常に機能し成長するには、一定量の脂肪が必要です。脂肪がなければ脳や神経系が正しく発達せず、ビタミンの吸収も妨げられます(Kids Health)。しかし、すべての脂肪が同じではなく、ナッツに多く含まれる不飽和脂肪のように、体に良い脂肪を選ぶことが重要です。

コレステロールを下げるナッツ

アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、マカダミア、ピーカン、ピスタチオ、クルミは、血中コレステロールを低下させる効果があります。実はピーナッツは豆類ですが、同様に不飽和脂肪を豊富に含み、コレステロール低下に寄与します。
ナッツはLDL(悪玉)コレステロールを減らすだけでなく、HDL(善玉)コレステロールを増加させることが研究で示されています(Yale‑New Haven Hospital)。善玉コレステロールが増えると、血管壁にたまるプラーク形成が抑えられます。

不飽和脂肪の種類:多価 vs. 一価

不飽和脂肪は「多価不飽和脂肪」と「一価不飽和脂肪」に分かれます。クルミは多価不飽和脂肪、アーモンド・カシューナッツ・ヘーゼルナッツ・マカダミア・ピーカン・ピスタチオは一価不飽和脂肪に分類されます。米国心臓協会の研究によると、どちらのタイプもコレステロール低下に有効で、優劣はありません。一方、飽和脂肪やトランス脂肪はできるだけ避けるべきです。

ナッツとビタミンE、コレステロール

ナッツはビタミンEの豊富な天然食品です。ビタミンEは血中コレステロールの酸化を防ぎ、動脈の詰まりを抑制します(Medical News Today)。しかし、米国国立科学アカデミーの調査では、成人の多くが1日の推奨量の半分以下しか摂取していないと報告されています。

食物繊維とコレステロール

ナッツは食物繊維も多く含みます。食物繊維は満腹感を高め、過食を防ぐことで体重増加とコレステロール上昇を抑えます。また、脂肪の吸収を一部阻害するため、血中コレステロールの過剰蓄積を防止します。