コレステロール検査はどのくらいの頻度で受けるべきか

重要性

体は細胞膜やホルモン合成に必要な量のコレステロールを必要としますが、過剰なコレステロールは心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。血中コレステロールは簡単に測定でき、異常があれば生活習慣の改善や薬物療法で管理できます。若年期からの定期検査で問題を早期に把握することが重要です。

検査項目の種類

医師は心血管リスク評価のために複数の指標を測定します。最も一般的なのは総コレステロール(mg/dL)で、同時に善玉コレステロールと呼ばれる高密度リポタンパク(HDL)も測定します。悪玉コレステロールのLDLや中性脂肪(トリグリセリド)も併せて測定し、リポタンパク質プロファイルで全体像を把握します。年齢に関係なく、同じ検査項目が使用されます。

検査の頻度

米国心臓協会(AHA)は、20歳以上の成人は5年に1回の空腹時リポタンパク質プロファイルを推奨しています。ただし、以下の条件に該当する人はより頻繁に検査が必要です。

  • 男性45歳以上、女性50歳以上
  • 総コレステロールが200 mg/dL以上
  • HDLが40 mg/dL未満(男性)または50 mg/dL未満(女性)
  • 心血管リスクが高いその他の要因がある場合

コレステロール低下を目指す治療中の方は、医師の指示により数か月ごとに検査が行われることがあります。20歳未満は特定のリスクがある場合に限り検査が実施されます。

若年層の検査

子どもや思春期の若者でも、将来の心疾患リスクが高い場合はスクリーニングが推奨されます。肥満、家族歴、喫煙、糖尿病、高血圧、脂肪分の多い食事などがリスク要因です。肥満児は2年に1回、リスク要因を持つ子どもは2歳から10歳の間に初回検査を受けることが米国小児科学会(AAP)で推奨されています。

目標値と評価

LDLコレステロールが160 mg/dL以上は高値とされ、動脈硬化の進行を促進し、心筋梗塞や脳卒中の危険が高まります。既に心疾患を抱えている人は、LDLを100 mg/dL、あるいは70 mg/dL以下に抑えることが目標となります。一方、HDLは心疾患予防に寄与し、男性で40 mg/dL未満、女性で50 mg/dL未満は低値とみなされます。

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