過度な飲酒とLDLコレステロール
定義
LDL(低密度リポタンパク)は一般に「悪玉コレステロール」と呼ばれます。適度な飲酒は男性で1日あたり2杯、女性で1杯までと定義され、これを超える摂取は過度とみなされます。
LDLへの影響
Rodale Health Books 編集部とウィリアム・P・カステリ博士が執筆した『Cholesterol Cures: The Breakthrough Menu Plan to Slash Cholesterol』によると、1日3杯以上のワインを飲むとLDL濃度は低下します。しかし同時に、善玉コレステロール(HDL)が減少し、トリグリセリドが上昇するという副作用があります。
VLDL(超低密度リポタンパク)
VLDLはLDLの中でも特に動脈硬化を促進しやすい形態です。同書の調査では、1日3杯以上のワインを飲むとVLDL濃度が最大レベルにまで上昇することが示されています。
ビールとワインの抗酸化作用
ビールやワインにはフラボノイドやフェノールといった抗酸化物質が含まれ、LDLの酸化を抑制します。酸化LDLは動脈壁へのダメージの主要因です。一方、蒸留酒にはこれらの抗酸化成分がほとんど含まれていません。
50歳以上の男性と過度な飲酒
ロバート・E・コワルスキー著『The New Eight‑Week Cholesterol Cure』によれば、50歳以上の男性が過度に飲酒すると、適度に飲む男性に比べてLDLが高くなる確率が約5%高くなると報告されています。
