HDLコレステロールに関するガイドライン
コレステロールの目標
全体的なコレステロール目標を評価する際は、全体像を見ることが重要です。一つの数値だけに注目するのではなく、HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド、総コレステロールといったリポタンパク質プロファイル全体の健康指標を考慮すべきです。
リポタンパク質プロファイル
HDLコレステロールの目安は、男性で45 mg/dL以上、女性で55 mg/dL以上です。理想は男女ともに60 mg/dL以上を目指すことです。LDLコレステロール(「悪玉」)は130 mg/dL未満が望ましく、心臓病や高リスクの方は70 mg/dL未満、100 mg/dL未満が目安です。トリグリセリドは150 mg/dL未満に保ちましょう。総コレステロールは、20歳以上で100〜199 mg/dL、21歳未満では75〜169 mg/dLが適正範囲です。
「善玉」コレステロール
HDLコレステロールを増やすことで、LDLコレステロールを低下させる効果があります。HDLは「悪玉」コレステロールと結合し、肝臓へ運搬して代謝・排泄させる役割を担っています。
リスク
HDLコレステロールが低下すると、心臓病や脳卒中などの重大な疾患リスクが高まります。男性で40 mg/dL未満、女性で50 mg/dL未満になるとリスクが上昇します。
HDLを増やす方法
HDLを上げるには、食生活の改善が効果的です。オメガ3脂肪酸を多く含むサーモン、マグロ、亜麻仁、また食物繊維が豊富な果物、野菜、豆類、全粒穀物を積極的に摂りましょう。豆腐やテンペ、さらには玉ねぎもHDL上昇に寄与するとされています。
