インフルエンザがもたらす長期的な合併症

インフルエンザは一時的な症状だけでなく、回復後もさまざまな長期合併症を引き起こすことがあります。呼吸困難や血痰などの重い症状が現れたら、速やかに医師の診察を受けましょう。

ウイルス性肺炎

インフルエンザにより免疫力が低下し、細菌が肺に感染して炎症を起こすとウイルス性肺炎になります。呼吸困難や胸部の痛み、激しい発熱、咳、黄色・緑色・血痰などが主な症状です。重症化すると命に関わることもあります。

副鼻腔炎(鼻炎)

インフルエンザで鼻粘膜が炎症し、粘液が過剰に分泌されると細菌が繁殖しやすくなります。その結果、副鼻腔炎が起こります。鼻詰まりや顔面の圧迫感、膿性の鼻汁が見られます。

気管支炎

インフルエンザウイルスが気管や細気管支に炎症を起こし、咳や痰が増えることがあります。特に咳が激しくなると胸部に不快感が生じます。

感染後咳嗽(ポストインフェクシャス・コフ)

インフルエンザ回復後も数週間から数か月にわたり、痰が出ない乾いた咳が続くことがあります。症状は喘息に似ており、同様の薬で対処できます。

中耳炎

インフルエンザ時に耳管が閉塞し、液体が溜まると中耳炎を引き起こします。耳の痛みや聞こえにくさが数週間続くことがあります。

長期的な倦怠感

インフルエンザは免疫系に負担をかけ、回復後も倦怠感や体力低下が数週間~数か月続くことがあります。特に高齢者や乳幼児は注意が必要です。

これらの症状が長引く場合や、呼吸がしにくい、血痰が出るなどの緊急症状が現れたら、すぐに医療機関を受診してください。

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