新鮮凍結血漿(FFP)はどのような場合に投与されるのか

新鮮凍結血漿(FFP)とは

新鮮凍結血漿(Fresh Frozen Plasma, FFP)は、血液中の凝固因子やその他のタンパク質が不足している際に補充するための血液製剤です。健康な献血者から採取した血液を極低温で凍結し、凝固因子を保持したまま保存します。使用時には解凍し、患者の血流に輸血します。

投与が必要となる主な状況

FFPは以下のようなケースで投与されます。

  • 血友病やフォン・ヴィレブランド病などの出血性疾患
  • 肝硬変や肝不全などの肝疾患による凝固因子低下
  • 免疫不全(例:低γグロブリン血症)
  • 大量出血を伴う外科手術や外傷
  • 分娩時の出血リスクが高い場合

効果と安全性

FFPは凝固因子を迅速に補充できるため、出血のコントロールや手術中の血液凝固機能の維持に有効です。多くの場合、安全に使用できますが、以下のような副作用が報告されています。

  • 発熱や寒気
  • かゆみや皮膚の発疹
  • 稀にアレルギー反応や感染リスク

これらの副作用は通常、短時間で自然に改善します。

まとめ

FFPは出血性疾患や肝機能障害、免疫不全、外科的緊急時など、凝固因子が不足する様々な状況で生命を救う重要な血液製剤です。

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