EPDSとPDPI‑Rの違い
EPDSで尋ねられる質問の種類
EPDSは産後7日目に女性の感情状態を評価する10項目の質問票です。たとえば、出産後に妊娠中や出産前に楽しんでいた活動に対する期待感があるかを尋ねます。回答は「以前と同じくらい」「やや減少した」「かなり減少した」「全くない」の4段階で選択します。
PDPI‑Rで尋ねられる質問の種類
PDPI‑Rは産後うつのリスク要因を13項目で評価する選択式質問票です。結婚状況や満足度、経済状況、自己肯定感、妊娠前の不安・うつ既往、社会的支援、生活ストレスなどが含まれます。また、出生後の乳児が消化・気質・睡眠・その他の健康問題を抱えているかも確認します。
EPDSの採点方法
各質問は0〜3点で評価され、点数が高いほど症状の重さを示します。たとえば「悲しみや苦しみ」を「ほとんどいつも」や「かなり頻繁に」感じる場合は3点が加算されます。全体の得点が高く、特に「幸福」や「笑い」に関する質問が「なし」と答えた場合は、重度の臨床的うつが疑われます。
PDPI‑Rの採点方法
質問項目ごとに「はい」か「いいえ」で回答し、「はい」の数が多いほど産後うつのリスクが高いと判断します。すべてのうつ関連項目に「はい」と答えた場合は、専門家への紹介が必要です。
