セイヨウオトギリソウは何に使われるのか?

歴史と伝承

セイヨウオトギリソウ(Hypericum perforatum)は、6月24日の聖ヨハネ祭にちなんで「セントジョンズワート」と呼ばれ、中世から民間療法で重宝されてきました。昔は枕元に置くと聖ヨハネが現れると信じられ、民間医療やホメオパシーで広く利用されました。

主な使用法

ハーブ専門家のスティーブ・フォスター氏によると、緊張感やむくみからうつ、睡眠障害まで幅広く使用されています。お茶やカプセルでうつや不安、睡眠障害に、チューブ状エキスは痔核や打撲、炎症に直接塗布します。ABCホメオパシーでは、脱毛や腰痛、産後の痛みまで対象としています。

臨床研究

いくつかの研究では、セントジョンズワートが処方抗うつ薬と同等の効果を示すと報告されていますが、効果が現れるまでに2〜3か月かかることが多いと指摘されています。2002年にパリの病院で実施された二重盲検プラセボ対照試験では、被験者の半数以上でうつ症状が有意に改善されたと報告されています。

注意点と考慮事項

市販のサプリメントは手軽に入手できますが、うつ病は専門的な診断と管理が必要な疾患です。過度に自己判断で使用せず、医師の指導のもと利用することが重要です。

うつ病 - 関連記事