亜麻油とセロトニン:うつ症状緩和への可能性
うつ病の治療薬は多数ありますが、食事でも症状の軽減が期待できることが分かっています。その中でも注目されているのが亜麻(フラックス)種子油です。亜麻油は体内で「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンのレベルを上げる効果があるとされています。
理論・仮説
医師や研究者は、セロトニン濃度が精神健康に重要だと考えています。セロトニンが低下するとうつ状態や自殺念慮が高まるという証拠もあります。薬物療法や運動、亜麻油などの食品、またはホメオパシー的手法でセロトニンを増やすことで、症状の緩和が期待できるとされています。
予防・対策
食事に亜麻油を取り入れることは、セロトニンレベルを上げる有力な方法の一つです。亜麻油はオメガ‑3脂肪酸とリグナンを豊富に含み、特にオメガ‑3がセロトニンの合成を促進し、うつ症状の軽減に寄与すると考えられています。
特徴
亜麻油は液体のオイルとカプセル型のサプリメントの2形態があります。手軽さを求めるならサプリが便利ですが、サラダのドレッシングにオリーブ油の代わりに加えるだけでも効果的です。
注意点
亜麻油はうつ症状に有益な可能性がありますが、前立腺がん患者は摂取を控えるべきです。症状が重い場合は必ず医師に相談し、亜麻油だけに頼らず総合的な治療を検討してください。
その他のポイント
他の油と同様、時間が経つと酸化して酸敗しやすくなります。光を遮断できる濃い茶色のボトルで購入し、冷蔵庫で保存すると保存期間が延びます。
歴史
近年注目を集めている亜麻油ですが、亜麻自体は数千年前から利用されてきました。最古の栽培は紀元前6000年頃の現在のトルコ地域と考えられています。
