双極性障害とは

双極性障害は、感情の起伏が激しく、躁状態(過度の興奮や活動)と抑うつ状態が交互に現れる精神疾患です。薬物療法や心理療法を受けないと、感情コントロールが困難になります。

解離性同一性障害(多重人格)とは

解離性同一性障害は、トラウマ体験などが原因で、複数の人格が交代で現れる状態です。実在しない出来事を体験したり、記憶が分断されたりします。

双極性障害の主な症状

  • 数分で極端に幸せな状態から激しい怒りへと変化する感情の急転
  • 判断力の低下、衝動的な行動、物質乱用
  • 悲しみや自殺念慮、思考の奔流、不安、睡眠障害、性欲増加

解離性同一性障害の主な症状

  • 自殺衝動やアルコール・薬物乱用
  • 摂食障害や統合失調様症状
  • うつ状態や感情の揺れ

両者の関係性

双極性障害と解離性同一性障害は必ずしも同時に現れるわけではありませんが、解離性同一性障害患者の多くが双極性障害も併発しています。治療は気分安定薬や抗精神病薬、併せて心理療法が行われます。

罹患率について

解離性同一性障害は全人口の約1%が診断されますが、実際には約7%が未診断のままです。