ラミクタールとセロクエルの違いと副作用

ラミクタール(Lamictal)とセロクエル(Seroquel)は、米国食品医薬品局(FDA)により双極性障害の治療薬として承認された薬です。ラミクタールは2歳以上のてんかん患者にも処方されますが、成人で単独の抗てんかん薬としての有効性は十分に確認されていません。

共通点

  • 両薬剤とも、FDAから自殺念慮・自殺行動のリスクが警告されています。そのため、使用中は必ず医師の厳重な管理が必要です。
  • 強い眠気を引き起こすことがあるため、薬の影響が分かるまで運転や重機の操作は避けるべきです。

ラミクタールの副作用

  • めまい、頭痛、視界のぼやけ、協調運動障害、眠気、吐き気(嘔吐を伴うことも)、不眠、振戦、発疹、発熱、腹痛、背部痛、口渇などが報告されています。
  • 稀に重篤な皮膚発疹(スティーブンス・ジョンソン症候群など)を起こすことがあります。重篤な症状が現れた場合は速やかに医師へ報告してください。

セロクエルの副作用

  • 眠気、口渇、コレステロールや中性脂肪の上昇、便秘、胃部不快感、めまい、起立性低血圧、体重増加、食欲増進、倦怠感、血糖上昇、発語障害、鼻閉などがあります。

セロクエルの警告事項

  • 自殺念慮・自殺行動に加えて、稀ですが致死的になることもある「錐体外系悪性症候群(NMS)」のリスクがあります。高熱、筋硬直、震え、意識混濁、発汗、血圧・心拍数の変動、筋肉痛・脱力などの症状が現れたらすぐに医師へ連絡してください。
  • また、顔や舌、身体の不随意運動を伴う「遅発性ジスキネジア(TD)」のリスクもあります。TDは治療中止により部分的または完全に改善することがありますが、根本的な治療法は確立されていません。

ラミクタールの警告事項

  • 自殺念慮・自殺行動のリスクに加えて、2006年にFDAは妊娠中の使用に関する警告を出しました。妊娠初期(妊娠3か月以内)にラミクタールを服用した場合、口唇裂や口蓋裂のリスクが高まります。

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