ペンタサ(メサラミン)とは?

ペンタサとは

ペンタサは、潰瘍性大腸炎の症状緩和に用いられる処方薬です。潰瘍性大腸炎は腸管が炎症を起こし、激しい腹痛や下痢を伴う疾患です。ペンタサは根治薬ではなく、症状のコントロールを目的とした薬剤で、一般名はメサラミン(mesalamine)です。

作用機序

ペンタサはアミノサリチル酸系の抗炎症薬に分類されます。正確な作用機序は完全には解明されていませんが、体内で炎症や痛みを引き起こす化学物質の産生を抑制することで症状を軽減します。

服用方法

通常、1日4回の服用が推奨されますが、患者さんの状態により回数は変わります。食事の有無に関係なく服用できます。ペンタサは徐放性製剤のため、錠剤は丸ごと飲み込み、砕いたり噛んだりしないでください。

主な副作用

頭痛、吐き気、嘔吐、軽度の腹痛、下痢、胸焼けなどが報告されています。これらは多くの場合軽度で特別な対処は不要です。ただし、以下の症状が現れた場合は直ちに医師に相談してください。

  • 血便、血尿、血を伴う嘔吐
  • 黄疸、急な呼吸困難
  • 尿量の変化、濃い尿
  • 激しい腹痛や痙攣
  • 激しい頭痛、寒気、発熱、持続的な喉の痛み

注意事項

稀に胃腸出血を起こすことがあります。アルコールの毎日の摂取はリスクを高めます。また、膵臓、肝臓、腎臓に疾患がある方、喘息や心膜炎を持つ方は使用前に医師に相談してください。

薬物相互作用

炭酸脱水酵素阻害薬と併用するとペンタサの効果が低下することがあります。ACE阻害薬、抗凝固薬、β遮断薬、スルフィンピラゾン、プロベネシドなども併用時の効果が減弱する可能性があります。アスピリンなどのサリチル酸系薬剤と併用すると出血リスクが高まります。

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