PGD(着床前遺伝子診断)のメリットとは?

着床前遺伝子診断(PGD)は、体外受精(IVF)と組み合わせて使用され、特定の遺伝性疾患がないことが確認された胚だけを子宮に移植し、健康な赤ちゃんを誕生させる技術です。

仕組み

PGDは体外受精で作成した胚の遺伝子を検査し、指定した遺伝性疾患が検出されなかった胚のみを子宮に移植します。

遺伝リスクがあるカップル向け

PGDは、遺伝性疾患を子どもに伝えるリスクが高いカップルに有効です。対象となる主な疾患は、嚢胞性線維症、鎌状赤血球症、脊髄性筋萎縮症、ハンチントン病、血友病、デュシェンヌ型筋ジストロフィーなどです。

中絶回避

遺伝性疾患がないと診断された胚だけが移植されるため、妊娠後に中絶を検討する必要がなくなります。

非開示型PGD

「非開示型」PGDは、将来的に発症する可能性のある重篤な成人発症疾患について、リスクがある成人が検査を受ける必要をなくす利点があります。

先天異常の発生率は変わらない

出生時の先天異常率は約3〜5%と報告されていますが、これはPGDを行わない妊娠でも同様の割合です。

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