脚や足首がむくむ原因と対策
脚や足首のむくみは、太もも、膝、ふくらはぎ、足首などに現れます。多くの場合、特別な治療なしで自然に改善しますが、時には深刻な疾患が原因であることもあります。ほとんどの原因は生活習慣の改善や適切な医療で予防・治療できます。
心血管系の疾患
両側の脚や足首がむくむ場合、心血管系の問題が関与していることが多いです。以下のような状態が原因となります。
- 心膜炎、心筋症、心不全など心臓に直接関係する疾患
- 血栓性静脈炎、慢性静脈不全、静脈瘤など静脈の障害
- 血栓(血の塊)による単側のむくみ
- 心臓や静脈の感染症
その他の医学的原因
腎臓、肝臓、リンパ系、外傷など、さまざまな疾患や状態が脚・足首のむくみを引き起こします。
- 腎不全、ネフローゼ症候群などの腎疾患
- 肝硬変や肝不全などの肝疾患
- リンパ節の閉塞や手術後のリンパ液貯留
- 外傷(やけど、虫刺され、骨折、腱断裂)や痛風、関節炎、滑液包炎
- 月経前症候群(PMS)によるむくみ
生活習慣・環境要因
日常の習慣や環境もむくみに大きく影響します。
- 長時間の座位や立位による血液・体液の滞留
- ホルモン療法、糖尿病・高血圧・うつ病の薬、NSAIDs(イブプロフェン、ナプロキセン)などの服用
- 肥満や過度の栄養不足(飢餓状態)
- 妊娠後期のむくみ、暑い・湿度の高い環境
むくみが軽度であれば、足を高く上げる、適度な運動、塩分摂取の調整などで改善できますが、急激に広がる、痛みや赤みを伴う場合は速やかに医師の診察を受けましょう。
